少人数35人学級、効果はあるの…?
🇯🇵最新ニュース
◯35人学級へ
【全体像】
今後5年をかけて、公立小学校の全学年で「35人学級」を実現させることが決まりました。小1だけはすでに導入されていているので、小2〜小6が対象です。2021年度は小2、22年度は小3、という順番で導入される予定です。
【+α】
全国でも学力が高いことで有名な秋田県。なんと2001年からすでに30人学級を取り入れていました。同じ東北の山形では、欠席率や不登校の数が減ったという例もあるほどです。
【期待されるのは…】
・先生の労働時間がへる
・1人の生徒への指導が細やかになる
・先生にも生徒にも心の余裕が生まれる→欠席率、不登校減少?
◯こんなニュースもありました
・(読売新聞)コロナ禍、入試スタイル様々
・(NHK)子どもの自殺、4月以降28%増加
・(日経新聞)大学生の就職率、昨年比0.3%減少
🌏世界の動き
◯オンライン学習に苦戦する学生の6割が対面指導を望んでいる
アメリカ🇺🇸(K12Dive 2020.12.17)
コロナ以前の方が成績が良かったたいう学生は58%。一方で現在の学業成績が良いと答えたのはわずか32%だった。また両親が大学を卒業していない家庭の学生ほど、学業が低下していると報告した。さらに、「コロナ前は勉強がうまくいっていたが今は苦戦している」と答えた学生の65%が、先生との交流を増やすことが有益だと話している。
オンラインを強いられる中高生たちは、先生との対面での学習を望んでいるそうです。オンライン学習の限界が来ているのかもしれません。調査は13歳から18歳を対象にしたものです。
◯セネガルに学校を作る建築家
セネガル🇸🇳(Euronews 2020.11.29)
建築家のレイラ・モローさんが始めた慈善団体 「Let's build my school」 。このプロジェクトはアフリカの僻地の村に教育施設を建設するものです。
「教育が成長と発展の鍵であり、誰もがそれにアクセスできるべき」
これが彼女の考えです。
子どもの50%しか教育を受けられない地域があるセネガルで、彼女はアップサイクル資材を使った学校づくりに取り組んでいます。
アップサイクルとは?
リサイクルは原料としての意味合いが強い一方で、アップサイクルは、廃棄物をそのままの状態で活用するものです。ファッションなどにも使われていますが、日本ではあまり耳にしない言葉のように感じます。
教育支援は学校建設だけでは終わらない。地元の人々がアップサイクル資材で自分たちの家を建てることができるよう、特別な建築技術を教えている。
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